WHAT'Sネコ家具LAB!!?
大川家具は職人がつくる良質な家具です。その技術とセンスを証明するために「ネコ家具」をつくってみました。気まぐれで自由奔放。わがままなお客様(ネコ)も満足させちゃう使い心地のいい家具です。その「ネコ家具」に隠された驚きの技を紹介するのが「ネコ家具LAB!!」。「ネコ家具」が実際にできるまでを撮影したムービーや、「ネコ家具」に活きる職人技の解説など、普段は見ることができない「ネコ家具」づくりの裏側を大公開します。
ネコ家具LAB!!MOVIE1【広松木工】篇
ネコ家具LAB!!職人の解説1 広松木工【[42%]SANTA FE ソファ189】エイジング加工
新品の時から長年使い込んだようなアンティークな雰囲気を持たせるための加工。家具の角を叩いて丸みをもたせたり、ノコギリや釘であえてキズをつけたりと、手作業でしかできない職人技。普段の生活の中でぶつかったり、こすれたりしそうな位置にキズを付けていくため、家具への観察眼も必要となる。設計図には落とし込むことができない、職人の技とセンスによって施される加工である。
エイジング加工の工程
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木の棒や金槌でフレームの角を叩き、自然な丸みをもたせていく。
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ノコギリや釘を加工して作ったオリジナルの道具でキズをつけていく。
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新品の家具にキズをつけていく作業には、高い技術とセンスが必要となる。
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塗装が馴染むと、長年使い込んだような味のあるフレームが完成。
ネコ家具LAB!!MOVIE2【丸庄】篇
ネコ家具LAB!!職人の解説2 丸庄 【PANCONE】 ウェーブ加工
木の表面に自然な波形の凸凹を付ける、丸庄オリジナルの加工技術。木目や、節のふくらみを活かしながら、職人が一つひとつ丁寧に削りだしていく。同じ木の中にも硬い部分と柔らかい部分があるので、削る際には木の性質を見極める目と、繊細な力加減が必要となる。ネコ家具では肘置き部分に施されており、なめらかな触り心地と、木の温かみを引き出した美しいデザイン性を実現している。
ウェーブ加工の工程
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木目や節を見ながら、一枚ずつ職人の感覚で波形をつけていく。
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サイドの面も自然な曲線になるように削りだしていく。
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目が粗いものから細かいものへ、4種類のヤスリを使い磨く。
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木の美しさを引き出した、なめらかな触り心地の肘置きが完成。
ネコ家具LAB!!MOVIE3【ナカヤマ木工】篇
ネコ家具LAB!!職人の解説3 ナカヤマ木工 【Banard 2P Sofa】 スムースカーブ加工
肘置きの流れるような曲線を手仕事で生み出す職人技。ネコ家具は小さく人間用では使用できる機械が使えないため、ノミやナイフそして手作りのヤスリを使い、一つひとつ手作業で削りだしている。細かいエッジの取り方など図面にはないディテールを、職人の繊細な感覚で追及し、仕上げている。職人の確かな技術力と、優れたデザイン性が発揮された肘置きである。
肘置きの曲線加工の工程
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ノミを使い、肘置きの内側のカーブを大まかに形作っていく。
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ナイフを使い、より細かく正確なカーブを削りだしていく。
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人間用で使う機械のヤスリが使えない為、 棒に巻いたヤスリを使い手で削る。
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まるで一本の木から削りだされたような美しい曲線の肘置きが完成。